キャリアコンサルタント実技、ロープレの1人練習方法
こんにちは、篤永です(^_^)
今回は、私がキャリコン関連の職業・仕事『未経験』という状態から、キャリアコンサルタントの実技試験に一発合格した私なりの『お金を掛けずに出来る実技・ロープレの練習方法』をお伝えします。
結論から言ってしまうと、それは練習・ロープレを身近にいる友人・知人にお願いするということです。
コレが一番手間もお金も掛かりませんし、実践的です。
例えば以下は私が友人に送ったLINE文ですが、、
こんなLINEを送れば、まず断る友人、知人などいないでしょう。
※「ドライブ」の部分は、「お茶しながら、、」でも、「ランチしながら、、」でも、あなたの好きなシチュエーションで行いましょう(^_^)私の場合は、ドライブしながらや、2人で温泉に浸かりながら(クライアント役からの提案。斬新なキャリコンでした。)30分作ってもらいました。
でOKを貰えたら、この機会をより実践的・価値のあるものにする為に、下記を送っておけば準備は完了です。
キャリアコンサルティングって通常1時間位は行うんですが、実技試験では、初回面談の最初の15分が想定です。
15分ではクライアントの課題を見つけたり、問題解決みたいな所までは、きっと行けないと思うので、、クライアントの現状確認や現状把握に掛ける時間になります。クライアントの仕事内容や悩みの内容、本人はどの様に考えているか❔サポート環境はあるか❔みたいなものを私が質問して行きます。この質問、傾聴スキルを試験される試験です。
でお願いなのですが、今回●●さんに仕事上の悩みを一点設定してほしい。(相談に来ているという設定なので)これは実際の悩みでも、架空のものでも、過去の事でもなんでも良いです^ ^一応受け答えになるので少しだけ役を固めてもらうと助かりますが、考えながらの応対でも大丈夫です。
あくまで練習なんで^ ^ 」
私の友人は全員現状の本当のキャリア上の悩みを持ってきてくれましたが、自分の悩みを話す事に抵抗がある人は架空の設定を作ってきてくれると思います。
練習の時に必ずやる事
前提として、この練習方法は、キャリアコンサルタント実技試験合格に一番大事な『ロープレの場数』を踏む事を念頭においている方法です。
ロープレの内容や口頭試問の『質』に関してチェックしてくれる人はいませんからね。
ただ、練習が終わった後に、最後にクライアント役の方に「この15分で話を聞いて貰えたと思うか?」と聞くことで、この15分が上手く行ったかどうかは判断できます。
「十分聞いて貰えた(^_^)」と言われたらそれは合格点でしょうし、「こういった所もきいてほしかった(‘_’)」と言われたらそれが『キャリアコンサルタント側の課題』になります。
これが、私がキャリコン関連の職業・仕事『未経験』という状態から、キャリアコンサルタントの実技試験に一発合格した『お金を掛けずに出来る実技・ロープレの練習方法』です。
ちなみに私の場合は、キャリコンの国家資格の受講の前に『キャリアコンサルタント養成講座』というものを受けております。(受けなけば試験資格がなかったので、、)
で、、その養成講座の中でも、一応、実技の練習・ロープレは、講座の中で4回。オプションとして追加に2回。計6回位は行ってました。
・ただ、もう少しだけ場数を経験しないと自信ない、不安。
・養成講座には遠方から通っていて、講座仲間とは物理的に距離が離れている。(当時はZOOMでのビデオ通話って、今ほどポピュラーじゃなかった。)
そんな状況もあって、どうやって実技の練習・ロープレ経験を1人で積もうかなと思って実践したのが今回紹介した方法です(^_^)
私の中の体感としては、計10回はこういった練習・ロープレ経験をしておけば、試験本番も緊張せずに振る舞えるとおもうので、養成講座内での、経験回数も含めて、計10回位を目処に、練習・ロープレ経験を推奨しています。
もし、あなたも、実技試験に向けて、もう少しロープレの練習回数や場数がほしいと考えているのであれば、今回紹介した方法も1つの選択肢として是非、試験合格に向けて頑張ってみて下さい(^_^)
以下参考資料
合格率 キャリコンサルタント協議会
①第5回 学科試験48.5% 実技試験72.1% 同時合格率:42.9% (鬼門は学科かな)
②第6回 学科試験64.2% 実技試験76.0% 同時合格率:56.7%
<15分ロールプレイの流れ>
①傾聴:しっかり丁寧に傾聴し信頼関係を気づく事。
②主訴・問題の把握:CL視点の問題、CC視点の問題、目標設定⇒途中で終わってもOK
<キャリアコンサルティング協議会実施口頭試問予想>
①ロールプレイを振り返って、あなたがキャリアコンサルタントとして出来た事、出来なかった事はなんですか?
②相談者との関係構築はどうであったと考えますか?
③相談者の話したかった事はなんですか?
④キャリアコンサルタントとして考える相談者の課題はなんですか?
⑤資格をどのように活かしますか?⇒最大限の支援、普及、啓発、貢献の内容を答える。
⑥あなたはどこまでのプロセスを進めることが出来ましたか?
⑦今後、どこに目標をおいて、どのような方策を行って行きますか?
<面接の評価区分>
1.態度
①キャリアコンサルタントとしての姿勢(受容・共感・自己一致)
②たたずまい(服装、姿勢、声の調子)
③相談環境の整備:あいさつ、時間管理等
2.展開
キャリアコンサルタントのプロセスに沿った展開
①関係構築:態度と大きく関係する
②問題把握:CL視点の問題、CC視点の問題(国家資格試験レベルはここまで出来ればOKと考える)
③目標設定:どこに相談の目標を置くのか
④方策実行:どのような方策を行うか
3.自己評価
①自分の行ったキャリアコンサルティングをどのように理解しているか?
②どこが出来て、どこが出来ていないか?
③今後どのような展開が考えられるか?
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